ネクサスコートでの暮らし

80歳代 男性 要介護3

在宅にはない設備とケアで片麻痺の方の自立を支援

既往症 脳梗塞左片麻痺
現病歴 糖尿病
自律神経失調症
動脈硬化症
入居理由 数年前に脳梗塞を患い、後遺症で左片麻痺、要介護5に。自宅をバリアフリーに改築し在宅介護を続けたが、奥様が過労で入院。一年近くご主人一人で各種訪問サービスを利用しながら生活していたが、息子さんの薦めで奥様の退院と同時にネクサスコート青葉台にご夫婦で入居。
日常生活動作 食事……経口摂取
入浴……普通浴 一部介助
排泄……リハビリパンツ 一部介助
会話……普通
歩行……車いす
  • ネクサスコート専任の理学療法士が
    定期的にリハビリを行う。
  • ご夫婦で入居された方には、
    お二人のプライバシーに配慮した
    介護を。

ネクサスコートでは、各施設に専任の理学療法士が常勤(一部巡回)しています。リハビリが必要な入居者を順に診て回る宮平理学療法士が、片麻痺の治療を行っている方の居室を訪れました。室内には、リハビリの様子を見守る奥様もいます。

「この方は大変努力家で、リハビリも一生懸命。最近はプログラムも一段階進んで、歩行訓練をはじめたところです」。

ご本人の努力の甲斐あって、入居時に要介護5だったのが、先頃要介護3に下がりました。リハビリに励むご主人と奥様の明るい姿が印象的ですが、入居前はお二人とも老人ホームに対して抵抗があったそうです。

「ご自宅をバリアフリーに改築して、訪問介護・看護・リハビリなどのサービスをすべて導入し、とにかく在宅にこだわっていました。ところが奥様も体を壊されたため、ご夫婦一緒に入居されました」。

しかし、入居してすぐ奥様は感激されたとのこと。

「ご自身もご病気を抱えながら行っていた毎日の家事が、いかに大変だったか、入居してはじめて気づいたそうです。ご主人は、ご入居当初は“元気になったら家に帰るんだ”とおっしゃっていましたが、今ではここでの暮らしに満足されています」。

仲むつまじいこのご夫婦、移動時はいつも奥様がご主人の車いすを押しています。集団で生活する施設の中にあっても、個人の生活を尊重する。目指すのは“在宅に近づけたホーム”だと、山口施設長は考えます。

「一貫して心掛けているのは、ご入居者様の自立を支援すること。片麻痺の方にも、動くほう=健側の手足を使って、可能な限りご自身でやっていただくようにしています。リハビリで麻痺部分の可動域を広げながら、できなかったことが少しでもできるようになることは、ご本人の喜びになりますから」。

  • 理学療法士 宮平 貴之
  • ネクサスコート
    理学療法士 宮平 貴之

ご本人様の表情などからその日の体調を察して、リハビリのメニューを調整しています。リハビリが必要でないご入居者様の様子も見ていますので、日常のちょっとした介助の仕方なども介護職員にアドバイスしています。