ネクサスコートでの看取り介護について

有料老人ホーム「ネクサスコート」での看取り介護についての取り組みをご紹介します。

全施設で看取りの実績を積んでいるネクサスコートが取り組むのは、最善の看取り介護(看取りケア)です。自分らしい最期を過ごしたい。穏やかに旅立ってほしい。そう願うご入居者様とご家族様の気持ちに寄り添うために、24時間常勤する看護師と介護職員が情報交換を行い、ご家族様や訪問医と密に連携をとりながら最善の医療措置やケアに取り組みます。併せて医療面だけでなく、ご家族様の心理的サポートにも力を入れ、悔いのない看取り介護を目指しています。

有料老人ホーム「ネクサスコート青葉台」 (神奈川県横浜市青葉区)

穏やかな旅立ちに向けて、家族と訪問医、
24時間常勤の介護・看護ほか全職員が連携。
信頼関係があるからこそ実現する最善の看取り。

介護・看護職員が24時間常勤する「ネクサスコート青葉台」には、入居者1人ひとりの容態の変化に迅速に対応できる安心がある。終末期の入居者の場合、30 分から1時間おきに状態をチェック。「痛みを訴えられない方に対しても、苦痛はできるだけ取り除いて差し上げたい」と看護師の丸山さんは話す。丸山さんによると、痛みの程度は、血圧、体温、酸素濃度の値の変化から読み取ることができるという。
一方、日常的に入居者と接してきた介護職員は、普段と違う様子や表情など、ちょっとした変化も見逃さない。何らかの変化を察知した場合には、24時間いつでも訪問医に連絡し、看護師とともに指示や判断を仰ぐことができる。
「お看取りには看護師と介護職員、訪問医、そして何よりご家族様との連携が欠かせません」と山口裕章施設長は話す。


看取りでは「痛みのスケール」を介護看護記録に記載しスタッフ間で情報共有


「ここの看護師の情報は非常に的確」だと笑顔で話す訪問医の田中医師

ケアされる側の精神的な負担にも配慮

入居以来、「自分のことは自分で」という生活スタイルを貫いてきたNさん。しかし、次第にそうした思いに身体がついていかなくなり、思い悩む姿も見受けられるようになった。
「その頃からお看取りケアが始まりました」と、介護リーダーの衣笠さんは振り返る。「でも、ご本人にとって不本意な部分にまで、私たちが介入すべきではないと考え、N様のお気持ちを最大限に尊重しながら、毎日快適に生活していただけるお手伝いをさせていただきました」。
衣笠さんたちは、Nさんが精神的負担をなるべく感じないよう配慮しつつ、その日その時求められていることを丁寧に探り、ケアを行った。最終的にNさんはケアを心よく受け入れ、穏やかな最期を迎えることができたという。
安心のケア体制とともに、入居者に対する尊厳の心と相互の信頼関係が、その人らしい最期へと結実する。

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介護付有料老人ホーム「ネクサスコート久地」 (神奈川県川崎市高津区)

高い専門性と安心の24時間介護・看護体制。
家族の内面的なサポートも行う訪問医。
旅立ちまでの希望に全力で応えてくれるホーム

取材に訪れた日、施設の1階にあるシアタールームには、入居者のAさんが長年かけて編み上げたセーター30数点が展示されていた。Aさんは半年ほど前から、「ネクサスコート久地」で、看取りに向けたケアを受けている。「どれも素敵でしょう? とても好評で『お店で売っているセーターみたい』という声をいただくほどなんです」と、井手清子施設長※は目を細める。体調が良さそうなときを見はからって、Aさんにも作品展を見せてあげたい。
家族と一緒に看取りを行っている井手施設長※は、現在、その機会をうかがっているところだ。


できるかぎりの苦痛緩和を目指し、申し送りでは水分摂取量や排泄の様子など細かな情報を共有


訪問医を務める木村医師は、家族の内面的なサポートも行っている

プロの力を結集して「良い時間」を目指す

「お看取りでは、ご本人とご家族様の思いを実現するために私たち全員が力を尽くします。たとえば、誤嚥のリスクをご理解いただいたうえで、ご家族様が『好きなものを食べさせてあげたい』と希望された場合、施設スタッフと訪問医が協力し合い、全力で取り組みます」と井手施設長※。「身体を少し起こしたら飲み込めるのでは?」「口の中をマッサージしては?」などと、試行錯誤を重ねるのだ。
入居者のTさんが飲み込みに成功したとき、見守っていたスタッフは一斉に「やったあ!」とガッツポーズで喜び合った。それから亡くなるまでの1カ月間、Tさんは食べ物を口に含む喜びを毎日味わうことができたという。
看取りにおいて家族は、不安や葛藤にさいなまれることも珍しくない。「ネクサスコート久地」の訪問医である木村医師は、話し合いの場を度々設けて状態をわかりやすく伝えるなど、家族の内面的なサポートも行っている。「ご家族様を支えつつ、ともに安らかな旅立ちを願うことこそ、私たちの役割」だと井手施設長※は話す。
最期を迎えるそのときまで、良い時間を過ごさせてあげたい。―そんな家族の願いに全力で応えてくれるホームだ。
※現在はネクサスコート橋本の施設長

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介護付有料老人ホーム「ネクサスコート本郷台」 (神奈川県横浜市栄区)

いつか訪れる最期のときを心穏やかに。
24時間体制の介護・看護と医師との連携で、
その人らしい旅立ちを丁寧にサポートする。

我が家のように暮らしてきた施設でも、いつか最期は訪れる。ご本人もご家族も、そのときを心穏やかに迎えていただきたい―。

2006年のオープン時から、 看取りを行っている「ネクサスコート本郷台」では、全スタッフがそう心に留めている。大切なのは入居者本人や家族の希望に寄り添うこと。どう看取るかについては、入居時はもちろん、体調の変化に合わせ、家族と施設長、医師、看護師が話しあう。施設を運営するランドネクサスも、看取りに関するマニュアル設置や研修などを通じ、スタッフを支援している。

「終末期が半年や1年と、長期に及ぶ場合、ご家族の思いは揺れ動くもの。思いを率直に伝えてもらうには信頼関係が欠かせません。看取りの同意を得たご入居者様の様子は、ご家族様にもケアの内容を知っていただくため、日々記録し、お部屋に置いておきます」と渡辺弘子施設長。

ネクサスコート本郷
「一日一笑」が施設のモットー。「高齢化が進むなか、看護体制の整った老人施設は社会的責任も負っています」と渡辺施設長(中央)

看護師の岡村さん
「病院と違い、最期まで本人の希望に添うことが出来ます。亡くなる直前まで、お酒をたしなまれていた方もいました」と看護師の岡村さん

24時間介護・看護体制で、細やかな緩和ケアも実現

看取りに欠かせないのが、24時間の介護・看護体制だ。協力医療機関である湘南中央会の安(あん)医師は「何かあればすぐに連絡が入ります。施設と医師の密な連携があるからこそ、安心して最期のときを迎えていただけます」と話す。

看護師による緩和ケアも手厚い。「医療的措置のほか、手浴や身体を温めるなど、きめ細やかに対応しています」と、看護師の岡村さん。
入居者のHさんは、長年生活した関西を離れ、長女の自宅に近いこの施設で、亡くなるまでの5年間を過ごした。日々を埋めるかのように、親子の時間を楽しく過ごしたという娘さんは、看取りの後、こう語った。「おかげさまで母らしく、生をまっとうできました。ゆっくりお別れができてよかった」。
終末期のあり方に「正解」はない。しかしながら家族の感謝の言葉が、看取りを行ったスタッフへの最高の賛辞であることは間違いないだろう。

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介護付有料老人ホーム「ネクサスコート多摩川桜並木」 (神奈川県川崎市多摩区)

24時間体制の介護・看護とともに、
協力医療機関の医師との密な連携がある安心。
安らかな最期に家族からは感謝の声。

私たち家族だけでは、ここまでの看取りは実現できませんでした。本当にどうもありがとう――。

「ネクサスコート多摩川桜並木」の遠藤文江施設長は、「ご入居者様を看取らせていただいた後、ご家族様から、そのような言葉をいただくことが多いです」と話す。2007年の開設以来、10人以上の入居者の看取りを行ってきた。「その方らしい最期を迎えてほしい」というのが、スタッフ共通の願いだ。
看取りに際しては、家族と施設長、協力医療機関の医師、看護師が何度も話し合う。終末期が長引けば、当初の方針を変更しなければならない場面もあり、訪問医の廣瀬医師は、「今はこういう状態で、こういう処置を行うと、こういう可能性があります」と、その都度、家族に必要な情報を丁寧に伝える。最終的には、体調の変化に合わせ、本人と家族の希望が尊重され、最善の医療措置やケアの方針が決められる。

ネクサスコート多摩川桜並木
「人の聴覚は最期まで残りますから、お声掛けは最期まで行います」と遠藤施設長。全スタッフが連携して充実のケアを提供する
ネクサスコート多摩川桜並木
毎朝、ご入居者様の健康状態などを報告し合う

笑顔を引き出すケアを最期の瞬間まで諦めません

施設で看取りを行う第一条件は「24時間体制の介護・看護」だと遠藤施設長は言う。不測の事態が起きた場合も、協力医療機関と密に連絡を取りつつ迅速に対応する。加えて、本人も家族も納得いく安楽な幕引きに向けては、「どうしたら笑顔が引き出せるかという思いで、最期の瞬間までケアし続ける深い愛情と思いやりが欠かせません」と遠藤施設長。
入居者のSさんは、口が開きにくい状態となり、飲食が困難になっていった。そんななか看護師の村松さんは、Sさんが丈夫な歯をもっていることから、医師や家族の了解を得て、好物のせんべいを小さく砕き、口元へ運んだ。「息を引き取られるまでの4〜5日間、嬉しそうに食べてくださいました」と、村松さんは振り返る。
遠藤施設長はこう話す。「私たちが看取らせていただいた皆様は、本当に穏やかに旅立っていかれました。その安らかなお顔が、私たちの心の支えとなっています」。

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